【瀬居島】瀬戸芸作品のワークショップに参加した話①【瀬戸内国際芸術祭2016】

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ミツ
こんにちは、2006年から島旅をしているミツです。

瀬戸内国際芸術祭2016、3月20日からの春の会期が待ち遠しいですが、それに先駆けて「そらあみ」ワークショップに参加してきました!

「そらあみ」とは五十嵐靖晃(いがらしやすあき)さんの作品。2013年にも展示されていましたが、今回は副題に「<島巡り>」とついてパワーアップ。

島を渡り、みんなで紡ぐというコンセプトの通り、瀬戸内の島から島へ渡り継がれながら、編み上げていきます。
そんな素敵すぎるワークショップに参加しました。

瀬居島でワークショップ

ワークショップが行われた場所は、瀬居島(せいじま)。
瀬居島は、香川県坂出市、沙弥島から車で10分くらいのところにあります。
島といっても、埋め立てられて今は陸続きのため、車で向かいました。

瀬居島から(2016.2.14)

私にとって初めて行く島。瀬戸内国際芸術祭のおかげで知ることのできた島です。

島の方と一緒に編み編み

編み始め

場所は本浦の公民館。
長机を裏返しにして足の部分にロープを引き、そこを網の始点に。
みんなで長机をぐるっと囲い込むように座りました。
まずは、島の方たちが先に編んでいた網を参考にしながら、編み方を教わりました。

そらあみは、一人ひとりが横幅1mを編み上げていき、最終的には繋ぎ合わせて、1つの巨大な網になります。
赤、白、黄、青、黒。好きな色を選んで、隣と色が一緒にならないように気をつけながら編んでいきました。

使った道具は、「ハリ」と呼ばれる編み針と、大きさの目安になる「メタ」。
「ハリ」は、島の方が50年も使っているものだそうです。
「メタ」は、 編み目の大きさを一律にするために、網目の部分にあてながら編みます。

メタ

網目の大きさは、収穫する魚の大きさによって異なるのだそうです。そのため「メタ」の大きさはいろいろ。
この辺りは鯛や鰆が穫れるそうです^^

メタの大きさはいろいろ
網目の目安

人生、山あり谷あり?

間違えたところまで戻してくださいました^^;

ハリに糸を巻き、そのハリを右左に通して編んでいきます。
集中しないと編み目の大きさがゆがんできて、編み目が1つ多かったり少なかったり。。
間違えたら、間違えたところまでほどいてやり直し。

ランチ休憩♪

お弁当とワカメ!島ならではってかんじのワカメでした。おいしかったです。

ワークショップが終わったら周辺を散策。
島の方がワカメをくださり、帰ってポン酢でいただきました。

瀬居島までの行き方

瀬居島は、香川県坂出市にあります。岡山からのアクセスは、瀬戸大橋を利用します。

坂出I.C.を降りる

瀬戸大橋を渡り終わってすぐのインターチェンジを降ります。

番の州方面へ

案内標識がないので、とりあえずは瀬戸大橋の足元を沿うように沙弥の方向へ。

沙弥島とは反対方向、東側へ進めば、瀬居島です。

あとがき

この日みんなで編んだ「そらあみ」は、次の島へ移動し、たくさんの方の手によって大きく立派に仕上がっていきます。
春には沙弥島、秋には本島の波打ち際に展示されます。お披露目される日が楽しみです。

瀬居島から(2016.2.14)

「そらあみ」のワークソップは2度参加しました。以下の記事もぜひご覧ください♪

【沙弥島】瀬戸芸作品のワークショップに参加した話②【瀬戸内国際芸術祭2016】